セカンドアクトL&Cの
岡本です!

初めての管理職。
喜びと希望がある中で
期待の裏にある「不安」。

上司から「とりあえずこれやって」
と言われたことは
そのままやるのか?
立ち止まって考えるのか?

管理「職」を「ショック」に
してほしくない!

そんな思いで綴ります。


セカンドアクト ライフ&キヤリアの岡本は・・・

ライフ&キャリアに
「自信と笑顔」を!

をビジョンに掲げ

・20分で笑顔を引き出す傾聴コーチング講座
・就活・転職・昇格・副業などのキャリアコーチング
・色彩心理&傾聴カウンセリング
・社内の人財育成&研修サポート

などのプログラムを通じて
管理職、リーダー初心者、ワーママ
ミドルシニア世代などのライフ&キャリアや
就活、転職、副業を応援しています。

初管理職が陥りやすい「言われたからやる」

初管理職になったご相談者様から
「1on1って必ず必要なんですか?」

というご質問をいただきました。

なぜこのようなご質問をされたのか?
その背景をお聞きしてみると、

・1on1って実はよくわかっていない
・管理職としての仕事がたくさんある中で時間がなさそう
・今まで受けてきた1on1をあまりよく思っていない

このようなお気持ちがポツポツとでてきました。

管理職に昇進した喜びと同時に
いろいろな不安がでてきたようで、
その中の一つとして
「1on1」をあげられました。

上司からは、
「管理職になったら、メンバーの1on1をしてね」

とだけ言われたそうです。

実際本当に、これだけしか言われなかったのか
どうかはわかりませんが、

このような振り方
アルアルです!

上司は経験があるので
イメージができているでしょうし、
自分なりの1on1の型はあるでしょう。

しかし、それが正しいというわけでなく
もし1on1が会社の必須ルールでなければ
そこはやらなければいけないものですが、

そうでなければ、
1on1実施が「目的」になってはいけない

ここを強くお伝えしたいと思います。

上記のお悩みのように
自分が受けてきた1on1で
「効果あり、成果につながる!」

という自分自身の成功体験が
あれば問題ありませんが、

そこがないのに
「とりあえずやってみる」

これをしてしまうと、
メンバーからは不満や不信感が
できますし、

せっかく管理職になって
「良し今から頑張るぞ!」
意気込んでいるにもかかわらず

「管理職として向いていないのでは・・・」
などと、いきなり心折れて、
自信がなくなってしまいます。

そうでなくても、不安を抱えながら
最初の数か月や1年程度は
管理職としての仕事を
するわけですから、

いい方はよろしくないですが、
1on1くらいで落ち込む必要なし!

管理職の仕事ややりがいは
もっと他にたくさんあります。
何よりもチームを束ねて
成果を出す


そしてそのプロセスの中で
メンバーの成長を促す

これが管理職としての一番の役割。

そんな中で、
メンバーの成長を促すために
「どんな方策でそれを実現するのか?」

これをまず考えたうえで、
「●●●につなげるため」という
目的を明確にしたうえで、
1on1の在り方を考えることが重要です。

しかし、ご相談をいただくのが
冒頭のように上司から
「1on1をやれと言われたのですが・・・」
ということ。

自分が部下のときは、上司の言うことは
そのまま受け入れて、言われた通りに
やってきたかもしれません。

しかしながら、
管理職である自分が決めることが
必要。
その時の考え方のプロセスは以下を
意識してみてほしいのですね。

・目的を明確にする
・状態イメージ、成功イメージを描く

・上記達成のために、可否や手段、頻度、内容、リスクを考える
・具体的に詳細を描けたら、必ず部下に共有し合意を得る

どんな企画も
このように進めるじゃないですか。

1on1なども同じです。

最後のくだりで
部下に共有し、合意を得る
と書きましたが、
実はこれも重要なポイント。

あなたがどんな管理職なのか
これをやるかどうかで
部下が判断しているから。

トップダウン型なのか
メンバー合意型なのか
その中間型なのか

昨日までは同じ立場で話していたはずなのに
管理職になったとたん
見られ方が変わります。

これに気づかないと
痛い目にあうかも・・・。

自分はどんな管理職になろうとするのか

・どんな管理職になりたいのか
・どんな管理職とみられたいのか
・管理職として大事にする価値観は何か


せめてこの3つくらいは自分の中で
言語化しておくことをおすすめします。

内容が変わってよいですし、
逆に経験とともに
変わっていくべきだと思います。

それが、管理職としての
自己成長


部下だけが成長すればよいのでなく
まずは自分自身が成長することが大事。

年齢限らず、
役職関係なく
意識と行動を変えることで
成長はできます。

部下を変える前に
まず自分。

管理職の役割として
何よりもこれが
大事なのかもしれませんね。

「あなたが見たいと望む変化に、まず自分がなりなさい。」

マハトマ・ガンジー

今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。

今日の一言

メンバーの成長よりも、まずは自己成長

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