セカンドアクトの岡本です。
Aさんってすごいよね、いつも元気だし。
Bさんはどうしてあんなに常に前向きで、成果だすんだろう。
Cさんと話をすると、なんだか元気が出る。
こういうステキな方、周りにいらっしゃいませんか?
憧れ、理想があり、自分とは違うステキな方。
「そんな風になれたらいいな」、と心では思っているけれど、
どうせ自分は違うし、そうなりたくもないし・・・。
なんて、ちょっと心の奥でやっかんでみたり(絶対アルアルだと思う)。
Aさんのコピーにはなれませんが、近づくことができます。
最初から諦めたり、拒否せずに理想の自分に近づいていこうよ!
そんな想いで綴ります。
目標や理想はなぜ高い?
以前、知人を介して出会ったアメリカの方とお話をしていたときに、とにかくポジティブで自信満々。
「なぜ、あなたはトライしないの?」と逆に驚かれたほど。
私からすると、あなたのそのスキルでそこまでの自信はどこから生まれるのかと突っ込みたくなった経験があります(チキンなので何も言えませんでしたが)。
もちろん、その人の特性でもあるのでしょうけれど、私の周りにいるほとんどの人は私と似通っているので、かなりの衝撃だったことを思い出します。
ではなぜ、日本人は目標や理想を高く掲げるのでしょう?
その理由は5点。
①完璧主義
②失敗への恐怖
③周りの人の目を気にする
④リスク回避思考
⑤自己評価の低さ
いかがでしょう。
思い当たる節はありますか?
日本人気質というのか、風習や伝統というのか、長年の歴史が私たちのDNAに刻み込まれているのかもしれません。
それは仕方がないとして、
⑤自己評価の低さ
これはぜひ何とか意識を変えていただきたい!
学歴社会の弊害かもしれませんし、幼少期から育ってきた環境中で常に比較されてきた影響かもしれません。
しかし、
自分で自分の評価を下げる必要ってありますか?
答えは
周りからの評価や反応はあなたのほんの一部しかみていない狭くて小さなエリアだけのもの。
あなたという尊い存在すべて、全体を見ているわけではないのですね。
仕事や職場では、「能力評価」というものがあり、それに対して査定があるので、どうしても客観的な基準が必要です。
しかし、それがすべてではない。
ある人から見たら「ちょっとなー」と思うところがあっても、
違う人から見たら「ステキ!」なところが必ずあります。
実際周りの人ってそうでしょう。
なのに、自分のこととなると「自信がない」から、自己評価がどんどん低くなっているだけ。
高い理想や目標を掲げることは良い面もありますが、大きな目標、小さな目標と切り分けて、自分が前に一歩ずつ前進できれば、小さな自信が積み重なっていくはず。
人と比較せず、自分の過去と比較をするだけでOK。
目標や理想も自分でデザインできるということを知っておいてくださいね。
ちょっとずつ「真似してから、ズラす」
自分の周りにいる人たちの中で、
Aさんの「ハツラツさや笑顔」
Bさんの「●●という仕事の仕方(●●はメールの返信スピードでも、提案書の構成、電話の仕方でもなんでもOK)
Cさんの「聞き上手なところ」
こんな風になりたいなというのはいろいろあるとおもいます。
逆に「ない」という場合は、ちょっとご自身を振り返るほうがよいかも。
完璧な人なんていないはずなので、人生死ぬまで何かは成長ポイントがあるはずですから。
周りの人を見る時のポイントとして、
「自分と比較するのでなく、ある部分のいいなーと思うポイントだけを観る」
ということを意識していきましょう。
ここで注意すべきことは、
「完コピを目指さない」
ということ。
まずはいいなーと思うところをよく観て、真似をする。
この「真似」が大事なんです。
真似をするときに、観察した通りにやってみてください。
そこでは自分オリジナルを入れないことが鉄則。
まだうまくできない状態でオリジナルを入れると失敗して
「やっぱり、私には無理」
とまた勝手に自己評価を下げてしまいます。
真似をするときに、よくわからなければ、その人に聴きましょう。
恥ずかしがらずに。
●●さんの◆◆って素敵だなと思うので、私もやってみたいんです!
と言われて、嫌な気持ちにはなりません。
もしかしたら、「ここを意識してみたら?」とアドバイスをいただけるかもしれませんしね。。
プラスの自己開示は自分も周りの人にも良い影響を及ぼすことが多いんです。
ここは日本人の良い気質ですね♪
少しずつ真似をしていきましょう。
真似を繰り返すことでそのうち、なんとなくできるようになった頃合いをみて、
「自分ならこうしたい、このほうが自分らしい」というところだけを「ズラす」
まったこれを繰り返していくうちに、
「自分にOKを出せる自分らしい型」ができるようになります。
それまではひたすら真似をしていきましょう。
真似をするには、やはり「観察」が必要になりますよね。
ということは、「観察力」も自ずと高まるというご褒美つき。
いかがでしょう。
目標をたてて、自己評価が下がるってもったいないと思いませんか?
誰もが、
何歳からでも、どこからでも成長できます。
自分を信じて、自分を大切にして、自分らしい型を創っていただきたいと願っています。
「すべての夢は、それを追い求める勇気があれば実現する。」
ウォルト・ディズニー:
とはいえ、自分のことは自分が一番わからないという方、傾聴コーチングでしっかり壁打ちしますので、ご連絡くださいね。
今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。
今日のひとこと
理想や目標は高く掲げすぎず、ありたい姿は真似することから