セカンドアクトの岡本です。

どこを見ても、どこにいても「あ、ここにもAI」と感じられる時代。
すごいねーと感心している場合ではないなと感じています。

今のお仕事、今の職位は明日なくなるかもしれない。
人しかできない必要なスキルをアップデートすること

AIと共に自分力を上げる理由。

過去や現在ばかりを見るのでなく、未来を予測して今できることを準備していただきたい。
そんな想いで綴ります。

AIを味方につける

「AIのせいで、仕事がなくなる」
「よくわからないAI。私には関係ない」

世の中がAI、AIというのでなんとなくAIが様々な分野で効果を発揮していることはもう誰もが知っている事実。

ただ、それが自分の仕事とどう関係あるのか?

ここはまだ具体的にイメージできていない人が多いと思います。

街中のお店では、猫型のロボットがお料理を給仕してくれますね。
ちなみに、ネットで検索したら、「ASKUL(アスクル)」さんのサイトで販売されていました。

お値段は、、、

¥3,354,982(税込)

この値段をどう捉えますか?

初期投資380万円ですが、時給1200円のアルバイトさんが1日6時間働くとして、単純計算で1年半くらいで1人分は回収できます。

今朝のテレビでは、東京のとある飲食店では、かき入れ時の日曜日を休業にするのだとか。

その理由は「人手不足」

運送業界の2024年問題しかり、ますます業界によって人手不足は加速化していくはず。

逆に、人が余剰になっているところもある。それが、大手企業なんだと思います。

その理由としては、ずばり日本特有の「メンバーシップ型雇用」の課題

終身雇用: 一度採用されると、定年まで雇用が保証される
年功序列: 昇進や給与の増加が勤続年数に基づいて行われる。
③職務ローテーション: 社員は定期的に異なる部署や職務に異動することが多く、幅広いスキルを身に付ける機会が提供される。
④企業内教育: 企業が社員の教育や研修に力を入れ、長期的な成長を支援する。
⑤チームワークと忠誠心: 企業文化としてチームワークが重視され、社員の忠誠心が高めらる。

そんな中でも、DX化が進んでいますから、
「私の仕事がAIのおかげでとっても便利になったわ!」と喜んでいるうちに、気づけば異動・・・。

そんなことも起こりうる時代です。

ルーティン業務は当たり前のようにAIがこなしてくれます。
AIのよいところは「ブツブツ文句を言わないところ」。

人に依頼するときは、ご機嫌をとってみたり、今お願いしても大丈夫だろうかと気をもんだり。

そんなことを一切に気にせずAIはサクサクお仕事してくれますからAIはありがたい。

すべての悩みは「人間関係の悩み」である

アルフレッド・アドラー

AIの活用で、仕事上における人間関係で揉めごとや、悩みがなくなるのであれば、これは大きな効果かなと思います。

自分の周りにどのように、何のためにAIを活用すれば、今より成果や効果がでるのか、ローコストオペレーションが実現できるのか、考えて味方につけることが大事。

AIに限らずですが、未来予測と計画をしっかり立てる。

これが全てであり、それができないまま見切り発車すると入れてはみたけれど・・・という悲しい現実になることを忘れないようにしましょう。

AIと共に高める自分力

AIはあくまでもAI。

AIを使いこなすのか
AIに淘汰されるのか

我々人間の役割は、前者の「AIを使いこなす」こと。

先日とある会社の方からお話を聴いたのですが、社内にAIチャットボットを導入されたそうです。

「これで問い合わせが激減する!」

と期待されていたようなのですが、

事前に投入したFAQではほとんどヒットしない。
日を追うごとに、利用者数が減少し、不満ボタンを押されるユーザーが増える。
結果、導入前よりも電話の問い合わせが増えた。

期待とは全くの逆の結果になり、仕切り直し中というお話を聴きました。

AIはあくまでもツールであり、それを効果が出るように学習させ、PDCAサイクルを高速で回してこそ、本来のAIの効果が発揮される。このPDCAサイクルを回すうえで、一部はAIの力を借りるほうが効率よいと思いますが、そのプロセスや方針、判断をするのはやはり人。
またPDCAの前に「V(ビジョン)」を付ける場合がありますが、その「V(ビジョン)」は人が立てるべきところですね。

そのためにも

何を人でやるのか、何をAIの力を借りるのか

人が必要な役割は必ずあります。

ただそこに自分のスキルが伴っているのか?
こは客観的にみて、スキル不足のところがあるのであれば学ぶ必要があるでしょう。

厚生労働省では第11次能力開発基本計画の中で、以下を掲げています。

厚生労働省 「第11次職業能力開発基本計画を策定しました」より引用 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17632.html

社内の人事制度などを確認してみてください。
自費でなく、会社のサポートがあるかもしれません。

活用できるものはしっかり活用して、自分のスキルを上げる。

AIをうまく活用する人になる。

「AIの進化は、人類史上最も大きなパラダイムシフトをもたらす。
 私たちはこの波に乗り、AIと共に新しい未来を築かなければならない。」

孫正義

AIと私たちがよりよい社会づくりに貢献できたらいいですね。

今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。

今日のひとこと

AIに目を背けず、未来のありたい状態に向けてAIと共に自分力を上げる

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