「傾聴コーチング」の
セカンドアクト岡本です!
自分では、
「聴き上手」と思っていても
相手からすると
「全然聞いてもらえない」
このようなズレは
あちこちで起こっています。
相手の心や頭の中をイメージし
ズレの幅を最小限にすることで
距離感を縮め、信頼度を
高めていただきたい・・・
そんな思いで綴ります。
セカンドアクトの岡本とは・・・
スベりがちな管理職・リーダー、先生、親御さんの
「傾聴力」を高め、
ライフワーク&キャリアに
「自信と笑顔を」
これをビジョンに
「20分集中の傾聴コーチングメソッド」
をご紹介しています。
見聞きしているのは表面の一部
私たちが普段何気ない会話の中で
理解しているのは
約50%程度です。
聞いているつもりや
~ながら聞き
では、30~40%程度しか
理解できていません。
「え、なんて言ってたっけ?」
自分が一生懸命話をしているにも
かかわらず、これを言わると
「もう、いいわ」
となりますよね。
気持ちは萎えるし、
相手に対する不信感は高まるし。
これでは人間関係が良化するとは
思えません。
先日、あるお教室の先生からのご相談で
「最近の保護者さんは自分本位で困る」
ということでした。
よくよくお話をお聞きすると、
「お願いしても、言うことを聞いてくれない」
「何回も言ってるのに、伝わらない」
とお困りのようでした。
きっとここでも相手の方とご相談者との間に
「理想やありたい状態の認識のズレ」
がかなりありそうだったので、
お母さまとお話するときに
お母さまが話をされるのは
全体の何割くらいですか?
とお聞きしました。
すると、他の方もいるし、
仕事も忙しいから、だいたい全体30分の中で
私が話しているのが8割くらいかな。
という回答。
この時点で
お母さんの心境からすると
「私の話は何も聞いてくれない」
となっている状態。
先生のほうは
「しっかり伝えたから大丈夫」
と思い込んでいる状態。
最初から認識のズレを起こしたまま
関係性が低い状態でスタートしていることが
課題。
ちょっとした会話や対話中でも
耳と心と目で聴かなければ
50%の理解も難しいのですから、
一方的に言いたいことを言うのは
全く相手を理解できていないのと同じ。
職場や組織、学校、家庭でも
これはよく見かける光景。
はじめてお会いする方
ご相談を受ける時
信頼関係をより高めたい時
これらの時こそ、
目と耳と心で
相手が伝える言葉だけでなく
心の奥の声、感情、価値観を
具体的に、自分がイメージできるまで
聴く
お忘れなく!
「傾聴」するときの心構え
「傾聴」は寄り添うことでしょう?
ある意味正解で、
ある意味不正解。
アメリカの臨床心理学者で
カウンセリングの基礎を築いた
カール・ロジャーズ先生。
聴く側が大切にすべき傾聴の3原則として
言葉だけではなかなか難しいかもしれませんが、
「共感的理解」
「無条件の肯定的関心」
「自己一致」
これが大事なんですね。
一方的に話したいことだけを話していると
相手に対して
共感的理解はできないし、
そもそも相手に対して
関心さえも寄せていない
自己一致とは程遠い状況。
これでは、信頼度は高まらないのは
一目瞭然です。
傾聴スキルを高めるには
一定の練習や経験は
必ず必要です。
しかし、コツをつかめば
傾聴に近づくことができますし、
傾聴するのが楽しみになります。
お相手の方の
関心の関心に関心を向ける
これができるようになると
面談や1on1がお互いにとって
意義あるものに変化する。
人は理性と感情の生き物。
どんな場面でも
この「傾聴」スキルは
あなたの未来と
人との出会いを豊かに
してくれるツールです。
ぜひ、傾聴スキルを
磨いていきましょう。
傾聴スキルを磨きたい方
まずはセカンドアクトへご相談ください。
詳しくはこちら→個人向けキャリアプログラム
今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。
今日のひとこと
「傾聴」は自分の未来と人との出会いを豊かにしてくれるツール