セカンドアクトライフ&キャリアの
岡本です!
企業にお勤めの方は
日本では人口の約45%程度。
そんな中で
30代、40代の人(役職なし)は
昇進意欲は減少傾向。
昇進だけが全てではないけれど
一度は管理職というお仕事を
やってみることが
自分のためにも
組織のためにも
気軽にトライできるよう
まずは管理職が変わらなきゃ。
見られていますよ!
管理職の一挙一動。
そんな思いで綴ります。
セカンドアクト ライフ&キヤリアの岡本は・・・
ライフ&キャリアに
「自信と笑顔」を!
をビジョンに掲げ
・20分で笑顔を引き出す傾聴コーチング講座
・就活・転職・昇格・副業などのキャリアコーチング
・色彩心理&傾聴カウンセリング
・社内の人財育成&研修サポート
などのプログラムを通じて
管理職、リーダー初心者、ワーママの
ライフ&キャリアを応援しています。
昇進したい?したくない?
「昇進したくない」割合
51.2%(30代)
61.9%(40代)
この数字に共感?
それとも、驚き?
私はやや驚き派。
40代で60%を超えるのは
半ば自分の限界だったり
諦めもあるのかなと
納得しますが、
30代でも50%以上ということは
2人に1人は
「昇進したくない」
と思っているということ。
昇進や昇格がすべてではないので
これは人それぞれでいいと思うんです。
ただ、その理由。
マイナビライフキャリア実態調査2024年(働き方・キャリア編)
様々な理由があるけれど、
30代の人が
・自分には向いていない
・メリットが感じられない
この二つの理由をあげているのは
もったいないなと
思うから。
もちろん、一番多い理由としては
「責任が重くなるから」
これは間違いなく
上司や周りの管理職が
毎日眉間にしわを寄せて
大変そうにしているから。
「めっちゃ忙しいわ」
「本当に大変」
口癖の管理職の方は
要注意です。
確かに事実として責任はあるし
大変ですが、
部下の皆さんだって
それぞれの持ち場で
めちゃくちゃ大変なんですよ。
役割が違うだけ。
実はみんな同じくらい
大変なんです。
だから、あえて管理職だけが
大変というわけではない。
管理職には
管理職なりの
面白さや喜びも
あります。
良いことは口に出さないけれど
大変そうなことはアピール。
これが30代の社員が
からみたら
・自分には向いていない
・メリットが感じられない
と感じてしまう理由だと思います。
ちなみにアンケート結果にある
仕事と家庭の両立が困難。
これは自分が何を優先したいのか
ということですから、
特に30代の場合は、
小さいお子さんがいらっしゃる
ご家庭がおおいですから
これもやむなし。
その時、自分のライフ&キャリアの
優先順位を変えればいいだけです。
しかし、
・自分には向いていない
・メリットが感じられない
そう思っている方。
ぜひ周りの管理職をみてください。
中にはそれなりに管理職を
楽しんでいる方は
必ずいらっしゃると思いますよ。
「育成」は育てることだけでよいのか?
私は今まで数多くの30代の育成を
してきました。
確かに、
私にリーダーシップは無理です
とはっきり断言して
頑なに拒否されたケースもありますが、
その人の「強み」を一緒に考えて
「これならできそう」
「これなら、やってみたい」
週次の1on1や
日常のOJTを通じて
しっかり「傾聴」を繰り返しながら
ご自身の中の小さな「やってみたい芽」を
育てていくと
自分で、一歩を踏み出せます。
もちろん、最初から丸投げはダメで、
山本五十六で(今どきこんな例えでよいのか笑)
はないですが、
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
(山本五十六)
特に黄色のマーカーのところ。
リーダー、管理職の方は
ここをショートカットすることが多く、
ダメなところや
課題点ばかりを指摘しがち。
そして一番最悪なのは、
「●●できないと成果につながらず
評価さがるじゃないの」
部下からすると
あなたの評価のために
私は仕事しているんじゃ
ないのですけど・・・
と思って当然だし、
管理職になったら、
こんなことを口にする
自分になるのか・・・
と嫌なイメージしか
もてずに、
責任が重い管理職なんかには
なりたくない。
となるわけですよ。
これってお互いにとっても
会社にとっても
何のメリットもない。
ただ、管理職のポストは
決まっているので、
全員が管理職になれるわけでは
ないから、
管理職ではないけれど
自分なりのリーダーシップを
発揮して、
周りのみんなと共に
成果をあげていきたい
そのプロセスを通じて
自分やみんなの成長にも
つなげていきたい
自分の会社をもっともっと
よくしていきたい!
そんなプラスのサイクルが
うまく回ってこそ
会社は発展していくものだと思います。
これから会社を支えていく
30代の皆さんの意欲減退や
離職は大きな課題。
1on1や日々のOJTで
管理職の皆さんがすべきことは
2点。
①「傾聴」で部下の強みや良さを引き出し、リーダーシップの芽を育てる
②自分自身の言動をミラーリングしてマイナス要素をプラスに変える(「こんな上司は嫌」からの脱却)
人は必ず変わります。
ただ、変えようと思っても
変わるものではない。
まず、自分のリーダーシップのカタチや
日々の言動を変えることから。
組織に笑顔と活力が生まれると
そこから想定以上の
成果や成長が生まれます。
「上司が変わることは、私たちに新しい視点と学びをもたらす機会である。」
ジャック・ウェルチ
今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。
今日の一言
部下を変えようとすると変わらない。
その前に自分のリーダーシップを変えてみる
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