セカンドアクトL&Cの
岡本です!

メンタルダウンしてもう無理と
倒れてしまうまで頑張る人は
真面目でもあり、頑張り屋さんでもあり。

でも、倒れてしまう前に
早めのケアや対応があれば
倒れずに他の方法で回避できたかも
しれない。

倒れるまで一人で頑張りすぎないで!
そんな思いで綴ります。


セカンドアクト ライフ&キヤリアの岡本は・・・

ライフ&キャリアに
「自信と笑顔」を!

をビジョンに掲げ

・20分で笑顔を引き出す傾聴コーチング講座
・就活・転職・昇格・副業などのキャリアコーチング
・色彩心理&傾聴カウンセリング
・社内の人財育成&研修サポート

などのプログラムを通じて
管理職、リーダー初心者、ワーママ
ミドルシニア世代などのライフ&キャリアや
就活、転職、副業を応援しています。

「ストレスチェック」で一次ケア

「ストレスチェック制度」

会社にお勤めの方は、毎年ウェブ実施
されているかと思います。

私も毎年受けていましたが、
回答するとき、皆さんは
どんな気持ちで回答しているのでしょうね。

心身ともに元気な時は
「ちょっと仕事量は多いけど、まあ大丈夫」
と直感でスラスラ回答しやすい。

ストレス過多になってきたら
これを回答することさえ
辛くなり、
回答しづらいことがある。

なぜか?

ストレスチェックの概要を
簡単に紹介すると、

2014(平成26)年6月に
労働安全衛生法が改正され、
2015(平成27)年12月1日から
ストレスチェック制度が義務化

ストレスチェック制度の実施が
義務付けられているのは、
「労働者数 50 人以上の事業場」
それ以下は努力義務。

産業医、保健師、衛生管理者等の
事業場内産業保健スタッフが、
ストレスチェック制度に関する
一連の業務を行う際に参照で
きるように
なっています。

「ストレスレベル高」の場合は
産業医面談などが必要。


一方で、
そのストレスチェック結果は
責任者としての人事労務管理
健康管理能力の評価指標として
用いられないような配慮が必要

また、労働者が 安心して
面接指導を申し出られる
環境づくりに努めることや
面接指導の申出がしやすい
環境を整えること
も企業や
組織に求められています。

ざっくりはこんな感じです。

とはいえ、ストレスチェックは
会社の人事などから案内がくるので
背景を知らない労働者からすると

「上司から何か言われるのかも」
「評価に影響するのじゃないか」
「解雇されたらどうしよう」

などと思い込みの解釈で
正しく回答しない懸念もあり。

以前のご相談者様が

「ストレスチェックできている間は
自分はまだ大丈夫だと思っています」

とおっしゃった言葉が
ずっと心に残っています。

その時に思ったのですけれど
このストレスチェックが
一次ケア(予防)にもなるなと。

ここで回答できない自分に
気づいたら、管理職なり
同僚などにすぐに相談できたら
メンタルダウンは予防できるのでは
ないか、と。

私自身、管理職なりたてのときの
最大の反省として
「自分軸で相手を観ていた」
ということがあります。

仕事の仕方
仕事をこなすスピード
仕事に対する姿勢
仕事の優先順位
仕事量

いずれにおいても
自分なりの成功体験が
「当たり前の仕事の仕方」
だと思い込んでいた
ことで、

「なんで今そこ?」
「まだ、これだけ?」
「こっちのやり方のほうが成果でるじゃん」

などと部下と打ち合わせをしたり
面談の中では
いつも心の中で叫び続けていたし、
実際に、伝え方は違えど
そのような方向付けをしていた
していました。

管理職が思っている以上に
そのチームのメンバーたちは
真面目に一生懸命
管理職の指示に従って
働いてくださっています。

その管理職の指示と
部下がこうしたい、こうやりたいという
方向性や仕事量が合致していれば
問題ないのですが、、

「それって違うんじゃないの?」
「私はそんなやり方はしたくない」
「これ以上まだ仕事をオンされても」

などと部下の心の中に
疑問や不安、不信感があると

関係性は徐々に崩れ始めます。

管理職側も、部下側も
それぞれがそれに気づいて
対話やコミュニケーションが
できて、改善策まで合意できていれば
問題ないものの、

何度も言いますが
部下は真面目に一生懸命
仕事をしていますし、

自分の評価にも影響するので
往々にして自分から
疑問や不安、不信感は上司に
伝えようとしません。

これに気づかないと、

心身不調で病院に行ったら
診断書がでたので、
数か月お休みさせてください

という悲しい結果につながってしまいます。

そうなる前に何か違和感を感じたら、
管理職側から、声をかけてみる
1on1などで話を聴いてみる
など早めのケアが必要。

そんな時にはやはり「傾聴」は
絶対必要。

これがないと、せっかくの面談や
1on1が台無しになります。

「傾聴」は聴く側が方向付けを
するのではなく、
話を引き出しながら
相談者自身が内省を深め
気づきを得て、
自律的に方策を見出す手助けを
するためのツールです。

仕事は楽ではありません。
いつも成果がでるわけでもありません。
人間関係もいろいろあります。

そんな中でもせっかく選んだ仕事を通じて
やりがい
手ごたえ
自己効力感

これらの小さな成功体験を積み重ねて
自信がもてるようになり、笑顔で仕事が
できる自分でいたい。

誰もがこう思っているはず。

管理職であっても、メンバーであっても
みんな同じです。

メンタルヘルスで休職者がでると
本人も辛いし、
家族も辛いし、
上司も辛いし、
周りのメンバーも辛い。

そうならないように
事前に小さな変化に気づいて
早めにケア。

こころの耳」という厚生労働書の
サイトがあります。

立場別にわかりやすい説明や
セルフチェックができます。

まずは正しい理解と
早めのケア。

ストレスはなくなりませんが
予防やケアはできます!
一人で悩まず、抱え込まず
早めに相談していきましょうね。

「誰もあなたの許可なく、あなたを劣っていると感じさせることはできない。」

エレノア・ルーズベルト

今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。

今日の一言

「ストレスを抱えるよりも、吐き出す勇気を」

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