セカンドアクトL&Cの
岡本です!

傾聴コーチングをはじめてから
人を知ることにより興味が高まりました。

「傾聴」のコツを学び
ライフワークに活かしていただきたい!

そんな思いで綴ります。


セカンドアクト ライフ&キヤリアの岡本は・・・

ライフ&キャリアに
「自信と笑顔」を!

をビジョンに掲げ

・20分で笑顔を引き出す傾聴コーチング講座
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・色彩心理&傾聴カウンセリング
・社内の人財育成&研修サポート

などのライフ&キャリアや
就活、転職、副業を応援しています。

「傾聴」を改めて考えてみる

最近、あまりブログで書いていなかったことに
気づいた「傾聴」




本来、これを一番大事にしていたはずだった
ということにふと気づき、今日は
基本に立ち戻って「傾聴」について
書いてみたいと思います。

「傾聴」は読んで字のごとく
相手に眼と耳と心を傾けて
しっかり聴くこと。

相手の話に関心を持ち、
共感を示しながら真摯な姿勢で「聴く」
会話の技術です。

もともとは心理学で使われてきた言葉
だったようですが、
最近では信頼関係構築につながる
実践的なテクニックとしても
活用されています。

なんとなく、そんなことは
知ってるよ、聴いたことはあるよ。

という方は多いと思います。

そうなんですよ。
なんとなくはわかるんです。
でも、実はめちゃくちゃ難しい。

・深いレベルで相手の状態を理解する。
・相手の感情や欲求、あるいは要望を汲み取る
・相手の本音を引き出す
・言葉の裏に隠された感情を心で読む
・相手が共感してもらえたと感じなければ成立しない

聴く時間:話す時間=8:2
くらいが目安です。

傾聴のプロであれば
もしかしたら9:1くらいで
上手に引き出されるかもしれません。

では、聴くって何を聴けば
相手の本音を引き出せるのか?

普段の何気ない会話は
全身全霊で相手の言葉の一つ一つを
聞き逃すまいと集中して聞いていることは
ないですよね。

適当に聞き流していることが
多いはず。

それとは別に、傾聴するときは
相手の言葉一つひとつに
どんな思いが隠れているのか
何に一番お困りなのか
何をどう解決したいと思っているのか
など複雑に絡み合った思考や感情を
一つひとつ紐解きながら聴くことが
大事になります。

また、そこで一番大事なのは
自分の想定で相手を誘導すること。

あくまでも主語は相手。

また、相手からお話を聴く時間の中で
「私のことを心から共感してもらえている」
これを感じてもらわないと関係構築が
できず、上辺だけの会話で終わってしまい、

「あの人に相談するんじゃなかった」
とお互いにとって残念な結果に
なってしまうんです。

傾聴といえば、
アメリカの心理学者カール・ロジャース。
傾聴時に聴き手が意識すべき3つの原則を
提唱しています。

【共感的理解】
共感的理解とは、相手の気持ちや考え方を、相手の立場で共感・理解しようとすること。
相手の気持ちに寄り添って話を聴く姿勢が重要。
聴き手の経験や価値観は交えず、まるで相手の世界に入り込んだかのように、話し手が見て、感じているものを理解することが大事。

【無条件の肯定的関心】
無条件の肯定的関心とは、相手をありのまま受け入れ、善悪や好き嫌いの判断をせずに聴くこと。
話し手がどのような感情や考えを抱いていても否定せず、聴き手の価値観で評価を下すことなく、相手を肯定的に受容する状態。
なぜそう考えるに至ったのか、その「背景」に関心を持って聴くことが大事。

【自己一致】
聴き手と話し手の双方に対し、真摯な態度で言葉の真意を把握すること。
相手をありのまま受け入れるには、偽りのない自分自身を受容することが大切。

文章で書いてもこれってなかなか
実際は難しいんです。

自分の経験が邪魔するんですよ。
「きっと、こうよね」
「それって、もっとこうしたらいいのに」
とかね。

自分と相手は違う。
それを前提として
相手の頭の中に自分が入り込むイメージ。

相手が困っていること
不安に感じていることを
そのまま自分が同じように
感じ取りながら、傾聴する。

もちろん、言葉の背景には
まだまだ知り得ないことが
隠されていることが多く、
それを寄り添いながら
丁寧に聴いていくということです。

また、傾聴の目的は
お話を聴いている人がアドバイスをしたり
答えを出すのではなく、
相談者自ら気づきを得て
一歩を踏み出そうとする(したくなる)こと。

不安や悩みで頭の中が混乱中なのですよ。
それをわかりやすく紐解いて整理してあげたり、
どちらを選べば、何をすれば
嬉しくなるのか、不安が軽減するのかを
お聴きしたり、考えていただいたり
していくうちに、
「あ!なるほど」と気づきが生まれます。

もちろん、人それぞれだし、
悩みや相談の深さが違うので
そう簡単には気づきを得られない
こともあります。

そこは、時間をかけてでも
伴走しながら。

私も日ごろから傾聴スキルを磨くために
なぜ、この言葉を発したんだろう?
なぜ、ここにこだわっていらっしゃるのだろう?
この言葉の裏にある本音はどこからくるんだろう?
そんなことばかり考えています。

ただ、傾聴だけでは解決できないことがあります。
なので、私は傾聴にコーチングをかけあわせて
できるだけ早く一歩を踏み出していただけるような
サポートをしています。

気づくのに1ヶ月かかるくらいなら
速くちょっとしたアドバイスや選択肢を複数提案して
そこでまず動いてみながら
自分にあった良い方向に進む方が
良いと思うから。

傾聴コーチングをしていくうちに
ご自身もそれをまねて
仕事に活かされているというお声も
いただきます。

ぜひ、傾聴を学んで
より良いライフワークに活かしていただければ
嬉しいです。


傾聴について学びたい
仕事の面談や1on1がこれでよいかわからない
ワークライフバランスを考えなおしたい

そう思う方は、ぜひ
セカンドアクトL&Cへ
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あなたの未来の一歩に
「傾聴コーチング」
お役立てください。

今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。

今日の一言

「本当に耳を信じることができる人は少ない。それは大変な努力を行っているからだ。」エルンスト・フェルディナンド・シューマッハ

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