セカンドアクトL&Cの
岡本です!
仕事の相談だけではなく
仕事に影響を及ぼすプライベートの相談
どんな対応をしますか?
管理職も部下もそれぞれが
安心して解決に向けた一歩を
踏み出していただきたい!
そんな思いで綴ります。
セカンドアクト ライフ&キヤリアの岡本は・・・
ライフ&キャリアに
「自信と笑顔」を!
をビジョンに掲げ
・20分で笑顔を引き出す傾聴コーチング講座
・就活・転職・昇格・副業などのキャリアコーチング
・色彩心理&傾聴カウンセリング
・社内の人財育成&研修サポート
などのライフ&キャリアや
就活、転職、副業を応援しています。
プライベートの相談、あなたならどうする?
部下から
病気、子育て、介護の相談があったら…。
管理職の皆さんは、
日常のOJTや面談、1on1などで、
部下から様々なお話しを
聴いていらっしゃると思います。
いつも部下が前向きで、
ハツラツとしていて、
成果がグングン上がっていたら、
その時間はお互いにとって
楽しい時間ですが、
まあ、全員が毎回そんなことなど
ほぼありませんよね。
褒めることばかりではなく
時には
指導を入れなければいけないことも多く
伝え方やお互いの合意形成に
悩まれるケースが
多いのではないでしょうか。
仕事であれば、
管理職としての立場から
アドバイスや方向付けができても
部下自身や家族の病気、
子育ての悩みや不妊治療
介護など
これら、部下のライフの部分における相談の
対応に困ったりすることはないでしょうか。
また、対応を一つ誤ると
「ハラスメント」として捉えられる懸念
があります。
そんな場合、
自己判断で対応を急がない
決めつけない
これが一番重要です。
「部下の悩みや相談に答えなきゃ」
という気持ちと
「そんなこと自分に相談されても・・・」
という困ったなーという気持ちが
あるかもしれませんね。
管理職としてできること、
いや
まず必ずやらねばならないこと
それは、
丁寧に、正しく「傾聴」することです。
傾聴の目的は以下のように伝えています。
部下の方は、本当に悩み、苦しんでおられるからこそ
管理職にご相談されています。
お気持ちにしっかり寄り添うことが
何よりも大事なことですが、
「傾聴」を通じて
事実を正しく確認していく
これをですね、
管理職である上司が
自分の思いこみで
理解してしまと
あとで大きなトラブルに
つながったり、
対応方針を誤るという
最悪な結果になってしまいます。
ではどのようなことを
確認するのか・・・。
【本人に詳しくお聞きしておくべきこと】
・何に一番の困っていらっしゃるのか
・その背景には何があるのか
・ご本人はどうしたいと考えているのか
・会社や上司に何を期待しているのか
・決定に必要なタイミングはいつなのか
これを確認したら、
必ずドキュメントに文字化しましょう。
事実として履歴を残すことで
あとで確認がしやすくなりますし、
会社の更に上司への報告や
人事への連携などのときに役立ちます。
何よりもその部下をサポートする
関係者の認識のズレがなくなり、
正しく対応できることが
メリットになると思います。
人それぞれの人生があり、
ライフスタイルがあります。
家族構成も違えば
価値観も違う。
そんな中で、
話を聞いた断片的な情報で
上司が自分のフィルターを通して
誤った「自己判断」や「自己理解」を
してしまうのは非常に危険。
特に、プライベートに関わる
ご相談はセンシティブな情報が多いですから
個人情報の取り扱いにはくれぐれも
要注意です。
記載したメモが机の上に見えていたり
パソコンで入力したファイルに
パスワードがかかっていなかったり。
もし、自分が当事者だったら
どんな気持ちになるでしょうか?
信頼関係が一気に崩れますし
訴訟問題にもつながりかねません。
一番注意していただきたいことです。
また、管理職の皆さんが
自分一人で解決しようと思わないこと。
これも重要です。
プライベートな相談ですから
誰にでも話すことはできませんが、
内容によって、
・自分では判断できない事案
・人事マターの事案
・専門職に相談するほうが良い事案
これらの場合は、
「本人の合意を得たうえで、対応依頼」
をするようにしてください。
会社では様々な制度やルール、
福利厚生制度などがあります。
それに詳しい部署(主に人事でしょうか)や
担当者にまずはご相談して、
その方の指示に従いながら
部下が安心できるように、正しく伝達する
これを意識していただきたいと思います。
不安を抱えている部下は
上司に何もかもを解決してほしいと
願っているわけではないはず。
自分のこの悩みや相談に対して
少しでも解決の糸口を一緒に考えてもらえる
もしくは
サポートしてもらえる
これだけで、
部下の安心感は高まると思います。
管理職は神様ではありません。
なお社内に相談する部署がない
という場合は
地域の相談窓口や
産業保健総合支援センター
ハローワークへの相談や
治療と仕事の両立支援ナビ(厚生労働省)
などを参考になさってはいかがでしょうか。
そして何より気持ち面で
管理職の方が同じように
トーンダウンしないように。
ご自身のメンタルセルフケアを
心掛けてくださいね。
こんな場合の「傾聴」の仕方、
どのように事実を確認していけばいいのかしら・・・。
そう思う方は、ぜひ
セカンドアクトL&Cへ
ご連絡を!
管理職も部下も安心して一歩踏み出すために
「傾聴コーチング」を
お役立てください。
今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。
今日の一言
「コミュニケーションで最も大切なことは、相手が語らない部分を聴くことである」ピーター・ドラッカー