「伝えたつもり」が伝わらない、その理由とは？

セカンドアクトＬ＆Ｃの
岡本です！

人と人との
コミュニケーション
大切だとわかっているけれど
時にうまくいかないことってありませんか？

話す側、話を聴く側それぞれが意識して
良好な人間関係を構築していただきたい！

そんな思いで綴ります。

セカンドアクト　ライフ＆キヤリアの岡本は・・・

ライフ＆キャリアに
「自信と笑顔」を！

をビジョンに掲げ

・20分で笑顔を引き出す傾聴コーチング講座
・就活・転職・昇格・副業などのキャリアコーチング
・色彩心理＆傾聴カウンセリング
・社内の人財育成＆研修サポート

などのライフ＆キャリアや
就活、転職、副業を応援しています。

「伝えたつもり」が「伝わらない」！？

自分の想いの伝え方。
人それぞれでよいのですが、

自分は伝えているが
伝わっていない
伝わらないことが多い

こんな経験はないでしょうか。

私は以前はこれで
かなりモヤモヤした経験があります。
特に40代になるまでは・・・

これ、この前伝えたはずじゃないの。
え？そんなこと言ってないけれど。

こうなると、
お互いが、非常に気まずい。

言ったつもり
伝えたつもり

これは良く起こる
コミュニケーションのズレ

どちらが正しいとか
どちらが悪いとかではなく

なぜこのようなことが
起こってしまうのか。

それは、

自分と相手の捉える
観点・視点・角度が
もともと違うため。

加えて、

伝える方も伝えられた方も
自分本位に理解するため。

具体的にいうと
伝える方は、

自分が言いたいことや、相手に臨むことを
自分軸で話をするということであり、

相手の都合や相手の状況を踏まえて
話をしていないから。

相手が「受容」するモードに入っていない
状況でどれだけ伝達情報を一方的に
与えても、
相手にとってはもしかしたら
「聞く」体制にも入っていない可能性が
ありますね。

伝える方としては
「聴いてほしい」のだけれど
「聞くモード」でもなければ
伝える情報は雑音の一部に成り下がる
可能性があります。

もちろん、伝える方だけが
悪いわけではありません。

伝えられた方も
相手の話を「聴こう」という姿勢を
もつことが大事。

伝える側が
「●●ということは●●につながるから
私の話を聴いてほしいの。お願いね」

という姿勢から話をはじめること

そして
伝えられる側が、
「私はあなたの話をちゃんと聴きますよ」
と姿勢であること。

この二者の状態が成立して
はじめて
「伝えたことが伝わった」
ことになります。

これでも、聴く側の解釈の仕方や
話す側の伝え方次第では
認識の齟齬がおきるのですけどね。

認識の齟齬が起きる以前に
そもそも両者のコミュニケーション前の
姿勢が何よりも重要なんです。

先日、ある方とお話をした時のこと。
アポなしで急に時間をとってほしいと言われ、
私も前後かなりタイトな状況だったのですが、
なんとか時間をとってお話をお聴きすることに
しました。

こちらとしてはまだしっかり聴く準備が
できていなかったので、
それもしっかりお伝えして、時間もお伝えして
結論やアドバイスまではいかないことをも
お伝えしました。

一方的にすごい早口で
わーーーーーーーーーっと（この表現が本当に近い）
ご自身の言いたいことを話すだけ話して
「で、どう思う？どうしたらいい？」
と。

まだまだしっかり傾聴しなければ
自己整理にも至らないので、
お話を頂いたことに感謝しつつ、
まださらに深くお聴きしなければ
ご一緒に解決の方法を見いだせないことを
正直にお伝えすると、

「せっかく伝えたのに、言うんじゃなかった
もういいです」
と不機嫌そうに終話。

あー(-_-;)
こんな状況でお話をお聴きすべきではなかった
と猛反省。

状況がわからないものの、
相手の気持ちを考えると
今は聴く時間をとるべきではなく、
しっかりお時間をとれるときを提案し、
お聴きすべきでした。

ご本人にとっては、急ぎ何かを
解決したかったのかもしれません。
本当に申し訳ない。

このようにコミュニケーションは
話し手と受け手双方の合意が事前にあってこそ
良質な内容になるのですね。