セカンドアクトL&Cの
岡本です!

介護離職をする従業員の数は
今後さらに増加の傾向。
2025年4月の法改正で歯止めがかかるか?

介護と仕事の両立を
最初から諦めず、
制度やな制度や地域と連携し
ご自身のキャリアも大切にしていただきたい!

そんな思いで綴ります。


セカンドアクト ライフ&キヤリアの岡本は・・・

ライフ&キャリアに
「自信と笑顔」を!

をビジョンに掲げ

・20分で笑顔を引き出す傾聴コーチング講座
・就活・転職・昇格・副業・育児&介護離職などのキャリアコーチング
・色彩心理&傾聴カウンセリング
・社内の人財育成&研修サポート

などのライフ&キャリアや
就活、転職、副業を応援しています。

「介護離職」という大きな問題

介護離職

これは、これからの日本において
かなり深刻な問題。

【介護離職】

介護が必要な家族の介護に専念するために、本業である仕事を辞めてしまうこと。

介護には休みがなく、場合によっては深夜になっても対応しなければならない場面もあるため、日中フルタイムで働き、帰宅後に介護を行う状況が継続すると、介護者には心身の深刻な疲労が蓄積されていき、やがて仕事との両立ができなくなり、離職に至るケースがある。

要支援・要介護認定者数が増加しており、
ミドルシニアのみならず
働き盛り世代が介護者となる傾向が
続くことが見込まれている状態。

私の周りでも
やっと子育てが落ち着いたと
思っていたら
ご両親の介護が必要となり
かなりご苦労をされています。

育児は子どもの成長とともに
睡眠もとれるようになりますし、
自分でできることは増えていきますが、

介護はその逆。

要支援の程度が高くなると
夜も何度も起こされて
お世話が必要だったり、
認知がはいってくると
日中も気になる。

そんな状態で通常のお仕事を
されているわけですから
心身困憊して
体調不良やメンタルダウンに
つながる可能性は高まります。

介護に関してですが、
最近ではご両親だけではなく
未婚のご兄弟の傷病により
介護が必要になるケースもあります。

これも残念ながら、社会を
映し出しているなと感じます。

厚労省による
「令和4年就業構造基本調査」をみると
1年間で
介護を理由に介護離職をした人」
はなんと10万人以上

総数男性女性
2007年144,80025,600119,200
2012年101,10019,90081,200
2017年99,00024,00075,000
2022年106,00026,00080,000

これは2年前のデータなので
直近では増加している可能性が
あります。
ここで気になるのがやはり
女性の介護離職割合が高いこと。

うーん、昭和の団塊の世代の
家族の在り方がそのまま
映し出されていますね。

これって、どうなんだろう・・・。

【育児・介護休業法】2025年4月法改正のポイント

介護離職防止のための仕事と介護の両立支援の制度を強化

① 両立支援制度等の個別周知・意向確認を義務化

② 両立支援制度等に関する早期の情報提供や、雇用環境整備を義務化
③ 介護休暇の勤続6か月未満の労働者を除外する仕組みを廃止
④ 家族介護中の者に対しテレワークが努力義務に

この「育児・介護休業法」は
どちらかというと今までは
「育児」のほうにフォーカスが
あたっていましたが、
超少子高齢化の日本においては
法改正を行って、介護離職を減らす
対策を講じていきたい
ということでしょうか。

介護離職は、それぞれの家庭による
様々な事情から生じるものです。

一般的に考えられる背景とは
介護を必要とする本人が、自宅での家族による介護を希望
・介護施設入所は費用が掛かる(経済的理由)、また入所待機により在宅介護となる。

介護に関しては、なんとか家族で
やりくりして・・・

と最初は頑張るものの
終わりの見えない介護に疲れてしまい
仕事と両立ができずに退職・・・

となっていしまいます。

まずは、辞めることは簡単ですが、
その前に
①お勤め先の「規程」や「制度」を確認する。
②不明点は人事に相談する
③地域の包括支援センター※に相談する

 ※介護・医療といったサービスの相談をはじめ、地域ぐるみで高齢者の方を総合的・包括的に支える機関

まずはご家庭の状況に応じて
どのようなサポートが可能なのか
どのような働き方であれば継続できそうか
の情報収集をすることを
おすすめします。

また、実際のサポートなどの相談以外に
大事だと思うことは、
介護者の皆さんの心のサポート

本当に日々ご苦労をされて
介護とお仕事を続けられています。

かなりのストレスがかかっていることは
間違いありません。

日本人は責任感が高く
親を敬う気持ちが高い風土が
ありますから、

自分の心の黒い気持ちや
ドロドロした気持ちを
吐き出す場がないんですよね。

適度なストレス解消や
オン・オフ切り替えができていれば
よいのですが、
一人で抱え込んで苦しんでいる方が
多いと考えています。

ぜひ、一人で抱えずに
心の声を吐き出してください。

誰彼構わずというのは難しいので、
そんなときは、ご一報ください。

今このツライ気持ちを聴いてほしい
仕事と介護の両立のキャリアプランが見えない

そう思う方は、ぜひ
セカンドアクトL&Cへ
ご連絡を!

あなたの未来の一歩に
「傾聴コーチング」
お役立てください。

今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。

今日の一言

「今の人は、みんな”何とかしよう”と思いすぎる。」 河合隼雄

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