セカンドアクトの岡本です。
今日は、最近ブームの「1on1」について
書いていきたいと思います。
これを読んでくださる方の”悩みの時間”を自分のお仕事やライフを”楽しむ時間”に変えていただきたい・・・。
そんな想いで綴ります。
そもそも「1on1」とは
1on1の起源やはじまりに関する具体的な歴史的背景については、明確なものは少ないようですが、ポイントは3つ。
1. マネジメント理論の進化
1960年代から1970年代にかけて、人間関係に焦点を当てたマネジメント理論が登場。
ChatGptより
ダグラス・マクレガーの「XY理論」や、フレデリック・ハーズバーグの「二要因理論」などが、上司と部下の関係の重要性を強調。
マクレガー、ハーズバーグはキャリコンの勉強をした方ならは、お馴染みの理論家ですね。
2. シリコンバレーとIT企業の影響
シリコンバレーのIT企業では、従業員のエンゲージメントやイノベーションを促進するために、1on1ミーティングが積極的に導入。特にGoogleやFacebookなどの企業では、1on1ミーティングが重要なマネジメント手法として認識されています。
同上
日本では、Yahooの導入が話題になりましたね。
社内でも1on1を取り入れている会社は増加傾向です。
3. 現代の働き方改革
近年の働き方改革やリモートワークの普及により、1on1ミーティングはさらに重要性が増しています。
同上
物理的な距離がある中でも、定期的なコミュニケーションを保つための手段として、1on1が活用されています。
リモートワークが増え、対面コミュニケーション量は圧倒的に減少しています。そのような中で、1on1を通じてコミュニケーションの質を高める必要性は高いですね。
そもそも1on1って?
皆さんは、「1on1」「面談」「打合せ」の違い、どのように捉えていますか?
結構これを同じようにとらえて、名前だけを変えている方が多いのではないでしょうか。
1on1の目的は?
1on1は対話を通じて部下自身に気付きを促し、能力を引き出すこと
「1on1やってるよ」という管理職の方に内容をお話をお聞きすると
- 部下の話を聴く場
- 悩みに対するアドバイス
- 業務確認
という内容が多いのですが、メンバーの皆さんにどんな内容?と聴くと、
- 業務を確認する(される)場
- 上司の話を聴かされる場
- 相談ごとができる場
という回答をいただきます。
すでに認識のズレが起こっていることをご存じでしょうか。
また、本来の1on1の目的は、業務相談や単なるコミュニケーションの場ではなく、
1on1は対話を通じて部下自身に気付きを促し、能力を引き出すこと
これなんですよね。
上司が一方的に伝えたいことを伝えたり、業務指示をするのは、「打合せ」のような場で行うべきものだと思います。
では、1on1の目的である
1on1は対話を通じて部下自身に気付きを促し、能力を引き出すこと
ためには、どうすればいいか。
ズバリ
メンバーの話を表面的に聞くだけでなく、もっと深く、もっと心の奥にある価値観や心音に耳と想いを傾けで、あたかもメンバーで
あるかのごとく、イメージをして感情にまで寄り添うこと。この深い心の奥を、受容し、共感し、あたかもメンバーと同じ気持ちに自己一致させてこそ、土台となるエンゲージメントが築かれます。
そもそも、エンゲージメントがないのに何を話したところで、
「あー、今日の1on1やっと終わった 笑」
とメンバーはパフォーマンス的に参加して終わり。
これはお互いにとって不幸しかありません。
1on1をすることが目的になってませんか?
・この忙しいのに30分、1時間なんて時間取れないよ。
・キャリアの話は年1の評価面談のときだけでいいでしょ。
・そもそも、1on1ってよくわからないけど、上からやれって言われてるし。
皆さんの本音はどうでしょう?
1on1というのは、何度も繰り返しますが、
1on1は対話を通じて部下自身に気付きを促し、能力を引き出すこと
お互いの貴重な時間を使う1ON1。
成果と成長につながりやすい1ON1
どうせやるなら、
1on1は対話を通じて部下自身に気付きを促し、能力を引き出すこと
に繋げてほしい。
と、心からそう願っています。
自分の1on1ってどうなんだろう?
思うだけ、立ち止まるだけでは、何も
変わりません。
変わりたい、変えたい
ちょっとでも胸がざわざわした方、
皆さんの面談、1on1の概念をガラガラっと覆します笑
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今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。
今日のひとこと
1on1は気付きを促し、能力を引き出すこと