「傾聴コーチング」の
セカンドアクト岡本です!
面談や1on1で無言や沈黙の時間。
これ気まずいですよね。
まだ私も面談初心者🔰だったころ、
この「無言や沈黙」がとにかく怖くて
無言になりかけたら、
必死に違う言葉で
話しかけたり、
質問を変えたり。
相手の事そっちのけで
自分を繕うのに
必死でした。
無言や沈黙の時間を恐れずに
五感を使って観る時間にして欲しい・・・
そんな想いで綴ります。
セカンドアクトの岡本とは・・・
スベりがちな管理職・リーダー、先生、親御さんの
「傾聴力」を高める、
「20分集中の傾聴コーチングメソッド」
就活・転職・昇格・副業など
お一人それぞれのキャリアのご相談&伴走
社内の人財育成や研修サポート
などのプログラムで、
ライフワーク&キャリアに
「自信と笑顔」を!
をビジョンに掲げる
キャリア&ライフプロモーターです。
面談中の「無言や沈黙」のや
面談や1on1で起こる無言や沈黙の時間。
わー、どうしよう。
言い換えて質問しなきゃ
なんかマズイこと言っちゃったかな
などと自分を責めるパターン。
一方で
ちゃんと聞いてくれてるの?
考える気ないの?
と相手を責めるパターン。
たいがい、どちらかの思考に
なります。
相談内容や面談内容によるけれど、
多くは自責パターン。
他責パターンになりがちな場合は、
傾聴スキルを磨くと
聴き方、捉え方が変わりますよ!
いずれの場合でも、
焦ったり
自分を責める必要はなく、
まずすべきことは、
この無言の時間を相手が
どのように過ごそうとしているのか
どう過ごしたいのかを傾聴すること。
傾聴すること≠質問すること
ちなみに、傾聴することは
質問が絶対に必要ということは
ありません。
表情は?
顔の傾きはどっち?
息遣いは?
腕組みしてない?
貧乏ゆすりや指が早く動いてない?
五感でお相手を観ることも傾聴。
では、相手の思考や心は
無言の時どうなっているのか?
実際は以下3パターンのいずれかです。
①思考中
頭と心で一生懸命考えている最中。(プラスの行動)
②思考停止
頭と心が大混乱し、何も考えられない状態。(マイナスの行動)動)
①黙秘
相手に対する不信感、不満により対話を拒否。(マイナスの行動)
今までの無言・沈黙シーンは
どれに当てはまりますか?
無言・沈黙からを解消する方法
無言や沈黙のとき、
自分の思い込みで
矢継ぎ早に質問を重ねるのは
管理職初心者の方や
思い込みが激しいスベリーダー、
また親御さんに多いパターン。
相手が部下、生徒、クライアント、
わが子であっても
表面的な要因ではなく
お相手の心の中をしっかり
傾聴すること。
これをせずに進めたら
自己満足だけの面談で
終わってしまいますよね。
あっ、マズイ
と気づいたら。
相手の様子をみながら
間をしっかりとって
呼吸を合わせながら、
「もしかしたら
私の質問は
わかりにくかったですか?」
とか
「今のお気持ちを
お聞きしていいですか?」
などと、
改めて主導権をお相手に渡す
ことが大事です。
ここからまた傾聴をし直せば
良いだけ。
上記3つのパターンの見分け方と
対応例をあげると
①思考中
【見立ての行動】
・斜め上(右側が多い)を見ている
・視線が上を向いている
・腕組みをしている
・人差し指を顎につける
・首をかしげる
などの仕草や行動があると
思考中の場合が多い。
この場合は、
相手の仕草がかわる
タイミングを見計らって
「いかがですか?」
「回答は難しそうですか」
などと声をかける。
②思考停止
【見立ての行動】
・視点が定まらない(目が泳いでいる)
・同じ一点をずっと見つめている
・頭を抱え込んでいる
・頭を搔いている
・ずっと下を向いている
・目が潤んでいる(泣いている)
などの仕草や行動があると
思考停止の場合が多い。
この場合は、追い質問すると
さらに追い込んでしまう
懸念があるので、
「考えるのを少しやめて
深呼吸してみましょうか」
「ちょっとブレイクして
お茶でも飲みましょうか」
などと、その思考と行動から
解放される行動や視座視点を
提案すると
落ち着きやすくなります。
面談継続か終了かは
相手の様子をみてから
決めるとベター。
③黙秘
【見立ての行動】
・視線をあわさない
・攻撃的な視線
・貧乏ゆすり
・指を動かすなど同じ仕草を繰り返す
・溜息
などの行動がある場合は、
「答えなど言ってやるもんか」
と黙秘しているパターンが多い。
負や怒りの感情があるので
今の感情や心の叫びを
吐き出してもらわないと
前に進めないパターン。
この場合こそ、五感を使い、
相手のいら立ちや不満などを
聴くために、呼吸をあわせ
受容・共感・自己一致の姿勢を
全身全霊で伝える。
時間がかかる場合には5分くらいで
いったん間をとり
「今のお気持ちを一言だけ
教えてくださいますか?」
「今の心の叫びを色や漢字などで
表現するならばどんなものが
思い浮かびますか?」
など感情の糸口となるものを
導き出せれば次に繋げられます。
いかがでしょうか。
人と人の関わりなので、
信頼関係の絆(ラポール)がないと
上部だけの会話であり
本当の意味での
面談や解決は無理です。
だからこそ、
一口に傾聴といっても
やはり今の自分の傾聴力を知り、
スキルをあげていくコツを知るだけで
沈黙や無言が怖くない「傾聴」が
できるようになります。
「沈黙は深い井戸である。その深みに心の底がある。」フリードリヒ・ニーチェ
無言・沈黙を恐れない
「傾聴」スキルを身につけて
笑顔を引き出せる
ステキなあなたになれるよう
セカンドアクトの岡本が
あなたのライフ・キャリア
そして
未来を応援します!
今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。
今日のひとこと
「無言」「沈黙」の奥にある感情や思考を見立てる傾聴