「傾聴コーチング」の
セカンドアクト岡本です!

26年度卒業する大学生は
仕事に対して何を重視している?

Z世代の仕事観、人生観。
これを理解しない採用や
育成はどちらにとっても
ハッピーにはなりません。

お互いの世代の価値観を
尊重しつつ、
会社が目指すべき目標に
共に向かっていく。
どちらの世代にとっても
働きやすく、笑顔が広がる
職場づくりを目指していただきたい・・・。


そんな想いで綴ります。


セカンドアクトの岡本とは・・・

スベりがちな管理職・リーダー、先生、親御さん
傾聴力」を高める、
「20分集中の傾聴コーチングメソッド」

就活・転職・昇格・副業など
お一人それぞれのキャリアのご相談&伴走

社内の人財育成や研修サポート

などのプログラムで、

ライフワーク&キャリアに
「自信と笑顔」を!

をビジョンに掲げる

キャリア&ライフプロモーターです。

「やりがい」の解像度は?

2026年3月卒業(修了)予定の
大学生・大学院生を対象にした
ネットアンケート。
(株式会社学情調査

「裁量・やりがい」については
若手のうちから裁量を持って働ける職場は
「魅力を感じる」と8割の学生が回答。

その他
「若手のうちから経験を積めることは魅力的だと思う」
「挑戦するチャンスが多いことは、自身の成長につながる」

という声があるようです。

また、
9割に迫る学生が、
やりがいや成長実感を得ながら
仕事をすることを重視しており、

「長期間働く上では、やりがいは重要だと思う」
「仕事を通して社会に貢献しているという実感を得たい」
「たとえ給与や福利厚生が希望通りでなくても、
 やりがいを感じられれば苦だと思わない」

といった声が上がったよう。

この調査結果をみて、正直
ちょっと違和感がありました。

確かに、「やりがい重視」

というのは理解できるけれど、
その「やりがい」という言葉自体が
ビックワードすぎて

「あなたにとってのやりがいとは?」

これを深堀しないと
その人が大切にしたい
価値観や仕事観が

実は違っていた

ということが起こってしまう
可能性が高いなと。

彼らが考える「やりがい」が
自分の頭で考えて
どんな苦難や困難があっても
自分で乗り越えて、
周りの先輩や同僚と協業しながら
会社の目標に向かって成果を上げる


ということならば
採用した会社や上司や先輩たちは

「今年はすごい良い新入社員がきてくれた!」
と思うのでしょうけれど、

指示されたことや
自分のやりたくない仕事は
やるつもりではなく、
できれば自分の都合にあわせながら
自分流の方法で時間や場所に束縛されず
仕事をする。
目標自体も自分で決めたい

というのであれば、
これは大きなギャップ。

先日も、40代後半の管理職の方と
お話をしていたところ、

最近の新入社員は
指示したら、露骨に嫌な顔をしたり
「できません」と言えるんですよ。

と苦笑されていました。

ただ、あくまでもこれは
その方だけがそうであって、
真面目に、一生懸命先輩や上司に
報告・連絡・相談
(死後になりつつあるホウレンソウ)
を怠らずにお仕事をしている
Z世代の皆さんはたくさん
いらっしゃいます。

一括りにするのはNGですが、
そういう傾向が高いという事実は
あるようです。

「やりがい」を傾聴する

前段のように、そもそもの
認知にズレがあると、
入社後の育成やOJTが
非常に難しくなります。

また最悪の場合、メンタルダウンや
離職につながるケースもあります。

そうならないようにするには
もうこれ一択でしょう。

傾聴は目と耳と心で聴くこと。

また、傾聴の3原則

自分の経験や思考で判断せず
相手の過去、経験、価値観や
それに伴う感情をしっかりと
受容・共感・自己一致する。

傾聴しながら、
その方の価値観、仕事観を
引き出していく。

傾聴は聴くことではなく、
その人自身に


自分の発言から、
自分で気づき、
自分のアクションを
自分で考える

ことが一番の目的。

自分は仕事をする上で
●●を一番大切にしたかったんだな。


これを自己理解する。
そして、伝えた相手も

この人は
●●を一番大事にしたいんだな。

自分と同じ
自分との違い

これに気づくことから
その人との関わり方
育成方針
OJT内容などが
見えてきます。

しかしそれなしに、
今までのやり方はこうです。
だから、こうしてもらわないと困ります。

と上から一方的に押し付ける
育成やOJTが続くと

この会社、自分と何かが違うかも

といって早期退職につながったり
するわけです。

最近では、
退職代行サービスが流行っているようで
5月GWあけや週明けは
かなりのオファーがくるんだとか。

退職さえ、自分でやらない時代

これが今ドキ。

新入社員の見えない価値観や仕事観を
まず知ろうとすること。
完全に理解できなくても、
知る努力をすること。

そしてその価値観、仕事観を理解したうえで
会社として外せない軸、仕事の仕方
チームワークなどを
その人が理解できる言葉で
伝わるように伝えること。

これがこれからの
人財育成です。

あー難しい。
あーめんどくさい。

この想いはよくわかります。

わかるけれども、
会社や組織のゴールは
永続的な成果創出。

そのためには、
人の力が必要なんです。

少子高齢化でますます今後は
新入社員や若手はが減ります。

とりあえず入社して
すぐ転職。

これは企業や組織にとっては
とてももったいない損失。

そうならないように
しっかり傾聴して
お互いリスペクトしながら
目指すべき目標へ。

人を変えるのは難しい。
だったら、
自分が変わりましょう。

「違いを認め、受け入れることで、真の理解と協力が生まれる。」

ネルソン・マンデラ

今日はここまで。
今日もしなやかにお過ごしください。

今日の一言

人財育成のカギは価値観・仕事観を「傾聴」から

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